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さらばウェーバーキャブレター!Good-by WEBER 48 IDA 4R

ウェーバーはイタリアで製造されていたキャブレターの超名門メーカーで、現在はフィアットグループの一員であるマニエッティ・マレリの傘下にあり、スペインで製造を続けている。またキャブレターの他、エンジンコントロールユニットやスロットルボディなどを主要製品としている。
1950年~1970年代には多くの車種に採用されたが、特にフェラーリ・250GTO、ランボルギーニ・ミウラ、ポルシェ・911、フォード・GT40、ランチア・ストラトスなどの数々の歴史的な名車や、ル・マン、Can-Amなどのメジャーレースに参加した多くのレーシングカーに装着されたことがウェーバーの名声を決定づけることになった。V8エンジンには4基、V12エンジンには6基ものウェーバーが並ぶ姿は壮観であり、その盛大な吸気音と共に強いブランドイメージを作り上げた。
また、空冷VW、ミニ、フォード・エスコートなどの大衆車の改造にも広く人気を博した。これらの車種の場合、純正キャブレターからIDA型やDCOE型といった高性能な大口径キャブレターに交換することが常套手段であったが、しかし70年代後半には燃料噴射装置(EFI)が台頭し、急速に需要を減らすことになりました。
日本市場においてはミクニがノックダウン生産していたソレックスに次ぐ存在だったが、ソレックスPHH型(40/44/50)とウェーバーDCOE型(40/45/48/50)はスロットル径が近いこともあって常に比較対象になっていたり、部品の供給や価格などで国産の優位性があったソレックスほどではないが、日産・L型エンジン、A型エンジンなどの競技用、改造用に盛んに装着され、ターボ化される前のマツダ・ロータリーエンジンの改造には48IDA型が定番中の定番でした。
ですが私の1978年式のサバンナRX-7に搭載された純正キャブレターは、キャブ時代の最終期の産物といっても過言では無いでしょう。また様々な厳しい規制をクリアできた純正キャブは逸品中の一品だと思います。
なので私はこの純正キャブで行けるところまで拘って行こうと思います。
今回、純正キャブ再生不可能となり不動のSA22Cを復活させる友人の元に旅立つ私のWEBER 48 IDA 4Rは非常に希少価値の高いマニアにとってはヨダレものかも知れません。目にしたことのある人はお判りでしょうが12Aロータリーエンジンではダウンドラフト方式を採用され独特な吸気音は当然ながら見た目も非常にスパルタンな感じなんですよ。
無事搭載し復活されること私事の如く楽しみにしています!
さらば!WEBER 48 IDA 4R


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