PM2.5の成分分析ができる初の新型顕微鏡を開発

ＰＭ２．５:１粒ごと成分分析できる初の新型顕微鏡開発
毎日新聞によると大気汚染源の微小粒子状物質「ＰＭ２．５」について、１粒ごとの成分を分析できる世界初の新型顕微鏡を開発したと、坂本哲夫・工学院大教授（表面分析化学）らのチームが２７日発表した。発生源の解明や健康影響評価に役立つ成果という。
ＰＭ２．５は直径２．５マイクロメートル以下の小さな粒子の総称で、１マイクロメートル以下の粒子が大半を占めている。これまでは粒子を溶液に溶かして分析しているため、成分の平均像は分かっても、構造や１粒ごとの成分、成分比率を把握することはできなかった。
チームは、非常に細いイオンビームをＰＭ２．５に照射することで表面を少しずつ削り取った。その上で、質量分析計という装置を使って１粒ごとの成分を解明するとともに、画像化にも成功した。
この新型顕微鏡を使って、中国に近い福江島（長崎県五島市）で採取した粒子を分析すると、表面は硫酸塩で覆われ、その内側にすす（炭素）があった。成分や比率が分かれば、形成過程を推測することも可能になるとみられる。坂本教授は「発生源を特定し、対策の有効性を検証する上で役立つ」と話す。
政府には、発生源の根源は判っているんでしょうし、国民の生命に関わる問題ですから早急に対策をしてもらいたいものです！

そうそう日本各地で注意喚起なんて配信されていましたが、例えば福岡県では注意喚起時には以下を目安にして行動して下さい。と公開されていました。
●不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。
●換気や窓の開閉を最小限にし、屋内への外気の侵入をできるだけ少なくする。
（高感受性者（呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、高齢者等）においては、体調に応じて、より慎重に行動することが望まれる。）

必要性の無い外出を控える等は当然解っているし、状況や個人個人の問題ですが、
ふと思ったこと、どれ程前からでしょうかね？新基準住宅では24時間強制換気になっているんですよね．．．

国内では花粉、そして東風に吹かれて黄砂やPM2.5等と色々なものが飛来しており、ここ数日前までは日本各地で注意喚起が配信されました。 何も気にせず外でおもいっきり深呼吸をしたり運動をしたいです。

日本の科学者に期待します！　　SoulTools Master