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2009年3月某日遂にDIYでデスターワゴンのショックを交換しました。 な~んだショック交換かよ~なんていわないで下さいね^^; ボクにとっては某TV番組の『はじめてのお使い』級の大冒険なんですから... んで、今回交換したショックはプロコンプのES9000 シリーズで、説明文によると複筒式高圧ガスショックで(一般にはガス ショックと呼ばれています) 特に重い車や、積載重量の多い車のための窒素ガスが高圧で封入されたショックだそうです。 ツインチューブで10段階速度感応式バルブを備え、高速道路でのスムースで心地よい乗り心地だけでなく、オフロードでの操縦性とパフォーマンスを兼ね備えているらしいです... も~笑けるくらいに良いことだらけだわ^^; |
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それでは始めましょう♪あらかじめ外すタイヤのホイールナットを緩めジャッキアップ後リリジットラック通称ウマをセットしタイヤ&ホイールを外します。 |
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画像はアッパーアームですが、あまりにも汚れていたので脱脂洗浄と土ぼこりを除きパーツに傷みがないかもチェックしておきます。その奥に純正ショックが見えます。 |
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軟らかい真鍮ブラシや使い古しの歯ブラシなどで、こびり付いた泥を除去します。 |
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綺麗になりました♪メチャなリフトアップをするとアッパーアームの画像の部分にクラックが入ると言う事例を時々耳にするので気になるオーナーは要チェック部ですね。 ボクの場合はノーマルのトーションバーを絞って2センチ程上げているのですが大丈夫でした。 3つのボルトとグリスニップルも綺麗になって喜んでいるようです。 その他同時にこなせる点検作業としてドライブシャフトブーツの破れやブレーキオイルのラインのチェック、ブレーキローターの状況、スターワゴンの場合キャリパーにブレーキパッドの残量をチェックできる覗き穴があるのでチェックしておきましたしタイヤに釘など異物が刺さっていないか、とか亀裂はないかなどなど。このようにタイヤを外すだけでも色々な部分がチェックできるので是非これくらいの作業は自分でできるようになっておきたいですね。 |
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ショック上部の固定は緩み止め対策でWナット、下側もアンカーを2箇所のボルトで固定してあるだけでした。やや固着していたものの上部のナットは12ミリのメガネと同じく12ミリのラチェットレンチのみで外せました。<BR>下側も12ミリで固着も無く簡単に外せました。数サイズのコンビネーションレンチを用意していたのですが出番は無かったです(笑 |
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それではいよいよ装着ですが購入したショックはスターワゴン用とは言うものの汎用なのでしょうね。不必要な部品まで同梱されていました。純正品と見合わせながらjショックの上部のワッシャ、ブッシュなど選択していよいよ組み付けです!^^ |
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左はプロコンプ、右は純正ショックのアンカー(取り付け下部)ですが頑丈そうで構造やクォリティは純正品のほうが遥かに上回っています(汗<BR>ですから実は純正品のアンカーを使いたかったのですが、外したアンカーを新たに挿入は素面では出来そうにもありません(笑 |
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もちろん人力作業ですが、この部分にアンカーを挿入しなければなりません。 |
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こんな時頼りになるのが樹脂やゴム製パーツを傷めないシリコングリスです。 |
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うおりゃーーーーーーっ!!! |
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うおりゃーーーーーっ!
もうすぐ貫通です!反対側のブッシュの塗装にひび割れがはいりました! 自分を信じるしかありません!(汗 |
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先端部が見えてきました!!!う!う!う!産まれる~~~ ヌォーーーつ! |
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何とか出来ましたが...こんな感じに痩せそうす )^.^(... |
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アンカーが貫通したらショックの取り付けは上側からブーツ、ブッシュ、ワッシャを装着しナットを締めて完成です。固定部の穴などは、しっかり脱脂、清掃した後に薄くシリコングリスを馴染ませておきます。 何故???ってお思いになるかも知れませんが そうすることで余計な水分や泥水などの浸入を防ぎ防錆、防塵効果も期待でき、それらによって引き起こされるトラブルを未然に防ぐ事ができます^^ これはボクが自転車整備で得たテクニックなので必ずしも正しいとは言えませんが僕は多くのボル・ナットにこのようにシリコングリスで処理してますが、これが原因のトラブルは起きたことはありません。 |
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はみ出したグリスは百害有って一利無し!ですからしっかり拭き取る事です。
ショック上部の固定が完了したら、同じ要領で下部の固定すれば完成です。 同じ要領で左右とも交換することができました。残るはリアのショック交換ですがスターワゴンの場合フロントよりもリアの方が簡単なので気が向けばUPと言うことで^^; |
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おまけ♪
ボクのスターワゴンの場合ですとリアショックの上部取り付け部、錆びたナットを外すだけ12ミリです^^ |
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リアショックの下部取り付け部、同じく12ミリでWナットを外すだけで交換できます^^ |
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かっこ良いでしょ!こちらが交換完了後のリア左側です^^ |
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ホワイトのチューブとライトブルーのダストブーツは見た目もかっこ良くて!逞しく感じます。交換完了後のリア右側です^^ |
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結果としてスターワゴンのショックアブソーバー交換は12ミリのメガネレンチまたはコンビネションレンチが2本あれば楽勝に交換可能でしたが、このような作業での本締めは車種問わずトルクレンチでしっかり管理してくださいね。
これからも当ホームページで用途に見合った多くのトルクレンチを紹介して行きたいと思います^^
んで!交換後の結果としては、コレが同じマイ・スターワゴンか?と思うほど激変しました。道路の継ぎ目などの小さな段差での突き上げるような振動も無くなりマイルドになりましたし、なんと言ってもしっかり感がすごいです!高速コーナーでのふらつくような不安定感もなくなりました!
今更とは思いましたがやはりこのようなパーツは早目の点検、修理、交換をするのが良いんでしょうね。日頃からもっとスターワゴンと対話し、これからも末永く付き合って行きたいと改めて実感しましたね^^