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■デュストリビューターの点検
旧車と呼ばれるガソリン車では全般的にプラグと並んで点火系では重要な部類に入る点検箇所ではないでしょうか、今更と言う声も聞こえてきそうですがMy備忘録として...^^;
赤色★マークとと青色矢印はディストリビューター内のローターの回転とセグメント部通過時の二次スパークイメージです。
ローターは青色矢印方向に回転しながらセグメント№1→2→3→4の順にスパークして行きます。
点火系システムの進化でダイレクトイグニッション全盛の今、はっきり言って現在登録されている車のうちディスビを積んでいる車の割合はどんどん減少して行っているでしょうが、僕のスターワゴンも漏れずイグニッソンコイルからの一次スパークをディストリビューター内で各セグメントに振り分け1番~4番の各シリンダーヘッドにあるスパークプラグに二次スパークさせるというある意味原始的な点火システムなんですけど、プラス思考に発想の転換をすれば日頃のメンテナンスの一環としてこんな古いパーツの心配をし点検ができるのもマニアにとっては幸せな事かもしれませんね^^;
『手の掛かる子ほど可愛い...?!(笑)』
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旧車と呼ばれるガソリン車では全般的にプラグと並んで点火系では重要な部類に入る点検箇所ではないでしょうか、今更と言う声も聞こえてきそうですがMy備忘録として...^^;
青色の矢印のブツ!コレが旧車の証ディストリビューター様(通称ディスビ)です。 全体的に割れや欠け、変形などがないかをチェックします。 |
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ディスビキャップ中央からイグニッションコイルに繋がる一次側のコードのターミナルキャップ部分をつまんで引き抜きます。(コードそのものをはっぱらないでね^^) コードや接続キャップ部にクラックや変形がないか?または接続キャップ内部及び、ディスビキャップのターミナル双方のうちどちらかに白い粉が有れば金属の腐食と考え細目のサンドペーパーで磨きましょう |
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ディスビキャップを外すため記憶力の弱いボクは保険のためマーキングします(笑) 画像では解りにくいかも知れませんが、ディスビキャップにはそれぞれの二次側コードがどこのシリンダーヘッドに繋がるものかを示した番号が表示されてます。 |
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ディスビキャップに3の文字が見えますかね?これでお解りいただけたかと思いますがコード側にも先ほどそれぞれの番号通りにマーキングをしておいたので、もう間違う心配はありません^^ |
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スターワゴンの場合、2箇所のロックを外せばディスビキャップと本体とを分離できます。 写っているのはディスビキャップを内側から見た状態ですが、中央部のものがセンターターミナルからローターにつながるコンタクトカーボンで、その周りに見える4つのポッチリが点火プラグへ火を送るセグメントです。スターワゴンの場合は4気筒なので4つですが6気筒のエンジンなら6個有ります。 ここでは、この5つのポッチリの磨耗具合とカーボンの付着、また内部への水の浸入が無いかもをしっかり確認しておきます。 |
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ボクのスターワゴンの場合セグメントの磨耗は、それなりのレベルでしょう。もう少し使えそうですね^^ このセグメントが半分以上磨耗していれば新品に交換ですが元々このセグメントは一見磨耗したようにもみえるので2/3程度残っていたら大丈夫です |
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セグメントに付着したカーボンはサンドペーパーやヤスリで削らずにマイナスドライバーでやさしく取り除きます。ガリガリ削るのはタブーですよ^^ |
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ココ!中央部のコンタクトカーボンも消耗品です。念のためノギスで計測、ボクのスターワゴンの場合5.2mmほど出がありましたので良好です3mm以下なら交換です。 カーボンを完全に引き出して、落として紛失しまわないように注意です^^ 後はパーツクリーナをひとふりしたウエスで綺麗に清掃しておきました。 |
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さすがボクのスターワゴンですね!優秀な子だ~ディスビキャップ外側のターミナル部分、焼けも無く綺麗な状態だよ!^^(親バカですね) |
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手にしているのは本体側にあるローター部分で、イグニッションコイルから二次コードをへてセンターカーボンの二次電圧をコイツが回転し各セグメント通過時に二次スパークが飛ぶと言う訳です。 ローターはカムに押しかぶすように固定されているだけなので、まっすぐ手で引き抜き清掃しておきましょう^^ |
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外したローターを裏側から見た差込部分です。思いのほか綺麗な状態でしたのでウエスでひと拭きするだけです^^ |
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コレはローターヘッド部(電極)の画像で中央部の凸部辺りからセグメントに二次スパークを送り込みますので焼けやカーボンが付着してますね。 マイナスドライバーで取り除き元に戻します。(決して、ヤスリやペーパーは掛けてはいけません) |
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赤色★マークとと青色矢印はディストリビューター内のローターの回転とセグメント部通過時の二次スパークイメージです。
ローターは青色矢印方向に回転しながらセグメント№1→2→3→4の順にスパークして行きます。