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■コネクタ接点のリフレッシュ作業

インターネットを徘徊していると旧車ならではの色々な電気系トラブルを良く目にしますね。深刻なトラブルから日頃のDIYメンテナンスで十分に回避できるものまで...
そんな中、僕のスターワゴンもそろそろ立派な旧車の仲間入りだなと思いまずは一番の基本であろうコネクタ接点のリフレッシュを実践してみました。
と言っても相手は目に見えない電気ですから実践したところで実際に効果を体感できるものではありませんし、僕のような貧乏オーナーは巷で流行っているどれほど効果があるのかも解らない高価なオカルト製品にひょいと手を出す訳にもいかないのが実情です^^;
が、しかしこの作業はそうそうバカにもできないような気もします。
実際のところ特にエンジンルーム内にあるコネクタ類はエンジンの高温やここ数年環境問題でもある酸性雨(雨天走行時に巻き上げられる雨水)などなど想像を超える過酷な条件下にさらされている訳でコネクタ内に浸透した雨水はミクロのチリや泥を含み端子の接点の表面を汚し腐食させます。
アースひとつとっても腐食や汚れた端子は正常な通電は不可能で、ましてやエンジン内部には水温をはじめさまざまなセンサーが存在し、ウインカーやヘッドライトなど灯火類のカプラーも含めれば相当数のメンテナンス必要箇所が存在することが理解できます。

「最近同じ部分の電球ばかりが良く切れるな...」なんてお思いの方は是非一度試す価値有りですよ^^
電気系の知識が乏しい僕はいつも、このような電気系作業の時は手間ですが安全の為にバッテリー端子のマイナス側を外しておきます^^;
私のメンテナンス必需品3点セットです(笑) どのようなメンテナンスをする場合でも欠かせないのがウエスと今回のメインタイホーコーザイ 電子部品洗浄剤[JIP 117] 近々工具魂でも販売予定のメンテナンス用愛車魂ブラシセット(笑)
画像はスターワゴンの古~い水温センサーのコネクターですオス側はブラシで洗浄後にメス側はブラシが入らないので直接スプレー攻撃で脱脂洗浄します
ブラシだけではこの程度にしかならなかった端子部分ですが...
オス側はブラシで洗浄後、ウエスに直接JIP117を噴霧しコネクタの端子を直接指先でしっかり拭き上げてみましょう。
JIP117を含ませたウエスで力強く拭き上げる!拭き上げる!拭き上げるのみ...
ほら!どうですか?見違えるほどと言えば言い過ぎかも知れませんが綺麗になったでしょ?^^
ブラシの入らないメス側コネクタは周りに洗浄剤が飛散しないようウエスで受けJIP117を直接噴射した後、しっかり乾燥させます。
乾燥すれば完成ですが、せっかく施工したのに再度同じ条件化にさらされ、また同じイタチごっこの繰り返し?!
いえ!今後のはせっかくの良いコンディションを保てるようワンランク上の作業を実践します。とは言っても特に構える必要はありません最後にタイホーコーザイ コネクタ用スプレーグリス[JIP 285(NX285)] をメス側コネクタ内にスプレーしウエスに摂ったNX285でオス側に塗布しておきます。
コネクタ用スプレーグリスは樹脂を侵す事無もありませんし、スプレーノズルは非常に細いのでコネクタ内部に挿入しスプレーできます。


ほんの一部ですが、これでコネクタ接点のリフレッシュ作業は終了です。
ほんとうなら事前に配線の抵抗を計測しBefor&Afterをご覧いただければ良かったのですが...
作業に熱中し過ぎ写真を撮り忘れすることすら多々ある僕なのでこの自己満足の作業に没頭し最後にこのページに更新する時点で初めて気付きました^^;

しかしこれほどメンテナンスされたコネクタ接点の導通は改善されたはずでしょう!いや...はずです^^;
ですが、このようにして導通の改善されたセンサー類、灯火類は信用性はもちろんも耐久性も上るでしょうから追って手の届く範囲のコネクタ類は全てメンテナンスして行こうと思います。



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