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★2009年11月某日施工
いつもお世話になっている関西スターワゴン乗りの師匠禁煙隊氏よりお譲り頂いた5MTスターワゴン用の純正部品リーフストッパーの取り付けを実行いたしました。
5MT車はAT車に比べ発進、及び追い越しや急勾配などでのアクセルのレスポンスが良い為、リーフのジャダー(たわみ)がより大きく発生しやすくパワーロスやリアの沈み込みが大きくMT車ならではのスポーティーなキビキビ感を阻害してしまっているのでしょう、それを解消する為にリーフのジャダー防止装置が備えられています。それが今回取り付けするリーフストッパーです。
さて、ボクのAT車スターワゴンもMT車のようなキビキビ感に少しでも近づけるよう、それまでの工程を整備記録の一つとして残しておきます。
今回も禁煙隊さんありがとうです!
自分でいじるって本当に楽しいですね♪
旧車の維持やメンテナンスは...って人も多く、何を隠そうボクもその中の一人だったかも知れません。
が!同じ車種であるとか、以前同じ車種に乗っていた同じ境遇やトラブルを経験したなど、一歩踏み出せば意外と詳しい方も多く共有できる知識や希少なパーツを譲って頂いたりなど沢山の思いも寄らぬ幸せと世代を超えた友達もでき、ほんと車って乗るだけでなく人と人とを繋ぐ不思議なコミュニケーションツールでもある事をまたしても体験できました。
んで!肝心なリーフストッパーの効果なのですが、これが驚くほどの激変で出足も良く、中速域、高速域共にアクセルに良く反応している感じでリアの沈み込み感が無くなりダイレクトに前に車体を押し出しグイグイ加速してるように感じます。今までこのジャダーによって相当パワーロスしていたんだろうなってかんじですね。
昔から言われるデリカ酔いの解消にも非常に効果が期待できのではないでしょうか、AT車にお乗りのスターワゴンな方でなくてもだる~い加速にや出足におさらばしたいリーフ車乗りの方は是非ともオリジナルリーフストッパーを考案する価値は有りかもですね。ボクはとても気に入りました。
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5MT車はAT車に比べ発進、及び追い越しや急勾配などでのアクセルのレスポンスが良い為、リーフのジャダー(たわみ)がより大きく発生しやすくパワーロスやリアの沈み込みが大きくMT車ならではのスポーティーなキビキビ感を阻害してしまっているのでしょう、それを解消する為にリーフのジャダー防止装置が備えられています。それが今回取り付けするリーフストッパーです。
さて、ボクのAT車スターワゴンもMT車のようなキビキビ感に少しでも近づけるよう、それまでの工程を整備記録の一つとして残しておきます。
ハイ!これが頂戴したパーツ、リーフストッパーで、5MT車では元々リアのホーシングの下側から左右のリーフの全部を支えるように付いています。 |
先ずは、家族の目を盗んでガーデンパンにてジャブジャブと洗浄です。 ガレージにシンクが欲しい...(苦笑 |
一通り洗浄完了♪ 思ったより見た目には遥かに程度も良くゴム製パーツの劣化も無く錆も極々塗膜の剥げた辺りのみに発生しているだけでこのままでも十分に再利用可能でしたが、錆取りと同時に再塗装の下地の防錆処理の為に耐水ペーパーで全体的に表面を荒らします。 |
状態が良かったのでKURE工業のラバープロテクター処理をして再利用します。 |
十分に乾燥後防錆剤(錆止めスプレー)で下地処理です。 このまま風通しの良い場所で48時間ほど放置します |
その間に取り付け用ボルトと車体側のボルトの取り付け雌ネジ部分もチェックと朽ちてきていればネジ修正をしなくてはなりません トホホ... これも旧車メンテナンスの醍醐味ですね。 |
そしてこのような旧車のネジ部のメンテナンス作業に欠かせないレギュラー工具達です。 ノギス:穴径や深さ、ボルトやネジ径や長さなどを計測できます。 ピッチゲージ:ボルトやネジのピッチを確認できます。 そしてベッセルのネジヤスリ:これ1丁で8種類のネジピッチに対応し、古くなったり錆びたボルトやネジのねじ山の修正が出来ます。 ダイスだと太さとピッチによって数多く揃える必要が有るので、ネジヤスリは相当お財布にやさしくおすすめ度№1の工具でもあります。 |
事前にはお聞きしていましたが一応のため確認です。 取り付けボルトはM12でした。 |
次にピッチの確認です。 これもご教授しておりました通り間違いなくP=1.25でした。 恐るべし禁煙氏...何処まで知り尽くしてんだか!(笑 |
ちなみに見た目は同じように見えてもネジピッチが0.5違えばこのような状態になるので違っていることが確認できます。 もし間違ってねじ込んでしまったなら部品を無駄にするか、購入または大枚はたいて修理可能なら修理と言うことになりかねませんので、是非揃えておきたい工具のひとつだと思いますよ。 |
これがネジヤスリのグリップを外した状態。 両端の4面、合計8種類のピッチのネジに対応していると言うわけです。 |
本体中央部にサイズ毎の刻印があるので、それを合わせてボルトの傷んだ部分をサラってあげて最後にウエスでふき取るかエアーでプシューしてあげるだけでOKです。 |
合計6本使用するボルト全てがこのように綺麗になりました。 |
防錆下地処理が完成したので最後の仕上げシャーシブラックを塗布し完全乾燥まで車体側のネジ穴修正作業です。 しかし、いつも多く塗り過ぎて垂らしてしまいます(汗 |
これがホーシング下側の雌ネジです。 長年風雨にさらされねじ山は錆で膨張しボルトを持って行っても受け付けませんので普段から自転車用に買い置きしてあったパークツールの切削油を歯ブラシで塗りタッピングします。 |
用意したのはこれ、ボクが工具屋をする前ランクル40を乗っていた頃に購入したラチェット機構を備えたタップハンドルです。送り、固定、戻しがワンタッチでできるのでお気に入りの工具です。 |
それと合わせて使用するのがタップです。 ネジを下穴から新設する場合は1番(下タップ)、2番(中タップ)、3番(上タップ)と順にネジ切りをするのですが、今回は元々有った朽ちかけたネジを修正するので3番の上タップのみで行いました。 |
目的の穴にタップを慎重にネジ山を合わせ挿入しハンドルを送ります。 |
ほ~ら!この通り錆や泥など堆積した異物も... 車の下側に潜り込みこの作業を延々6箇所繰り返します。でもでも、どうしてなかなか遣り甲斐のある作業でもあります。終了後、パーツ&ブレーキクリーナー で洗浄、乾燥後にシャーシブラックを塗装してリーフストッパーの完成待ちです。 |
一応タップでサラったネジ穴です。作業前のネジ穴と比較して見ると若干綺麗になった程度にしか思えませんがボルトをねじ込んだ瞬間に、その差は実感できます。 |
いざ!完成です!リーフストッパー本体も当たりゴムの部分もたくましい位の黒光りです(笑 |
完成したブツを右ホーシングに取り付け完了! |
お次は左ホーシングにも取り付け完了!さ~いよいよ走り出しが楽しみです♪ |
自分でいじるって本当に楽しいですね♪
旧車の維持やメンテナンスは...って人も多く、何を隠そうボクもその中の一人だったかも知れません。
が!同じ車種であるとか、以前同じ車種に乗っていた同じ境遇やトラブルを経験したなど、一歩踏み出せば意外と詳しい方も多く共有できる知識や希少なパーツを譲って頂いたりなど沢山の思いも寄らぬ幸せと世代を超えた友達もでき、ほんと車って乗るだけでなく人と人とを繋ぐ不思議なコミュニケーションツールでもある事をまたしても体験できました。
んで!肝心なリーフストッパーの効果なのですが、これが驚くほどの激変で出足も良く、中速域、高速域共にアクセルに良く反応している感じでリアの沈み込み感が無くなりダイレクトに前に車体を押し出しグイグイ加速してるように感じます。今までこのジャダーによって相当パワーロスしていたんだろうなってかんじですね。
昔から言われるデリカ酔いの解消にも非常に効果が期待できのではないでしょうか、AT車にお乗りのスターワゴンな方でなくてもだる~い加速にや出足におさらばしたいリーフ車乗りの方は是非ともオリジナルリーフストッパーを考案する価値は有りかもですね。ボクはとても気に入りました。