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下回り錆(ピッチコート)剥がし&防錆処理

古い車ってどうなんでしょうね?
僕のSAだけでは無いとは思うのですが車体の下回りってピッチコートっていう特殊な塗料で跳ね石から車体が傷つくことから保護する目的や防錆を兼ね備えた厚みのある塗装が施されています。
このピッチコートがベロ~ンって剥がれてきている部分が多々あります。指先でちょっと触れれば簡単に剥がれる(枯葉が散るかのように)部分もあれば、強固に密着して剥がれない個所も...
ボディ鋼板の現状確認の意味でも部分的に剥離することにしました。(最終的には全面改修工事です)
いきなりですが、爪先でコリコリといじると簡単に、ご覧のような状態に剥がれます。通常ピッチコートは黒色ですが僕のSAは全塗装の際に下回りを養生せずに吹き付けしたみたいで、下塗りの白地に赤を塗ったのがわかります
グラデーション掛かった怪し気なピンク色をしています(笑
これは局所的症状ではなく全体的にです。そして黒のはずのピッチコートは部分的に完全に逝ってしまってます
ですが、剥がしたピッチコートの裏側は本来の黒色のまま...当たり前か(笑
ピッチコートを可能な限り剥がして用意した物はコレ!関西ペイントのペイント薄め液じつはコレ、同社の塗料用シンナーとまったく同じものでもあったりします。
プロ向けと日曜大工用に商品名をペイント薄め液って言う商品名の方がやらかいイメージがあって一般受けすると言う目的の2段構えらしいです。
これでSAの腹下に寝そべり綺麗に拭き拭きし余分な汚れや油分を取り去り完全脱脂し、次の錆止め塗装の下地造りです。

※この作業は換気をしっかりして行なって下さいね。
塗膜の弱い部分を剥がしてみました。うっすら錆び茶けた個所が所々に有りますが鋼板は浮きサビやピンホールも無く非常にグッドコンディションです。このような状態からコンパウンドで一度磨きサビ気を全て取り除き、先ほどのシンナーで拭き上げ脱脂し錆止め塗装の土台造りをします。
完全脱脂&乾燥後、錆止めスプレーにて防錆処理!密着はかなり良好なはず。。。

※この作業も換気をしっかりし、マスク着用で行なって下さいね。
かなりHiな気分になります(汗


あ!それと!下から塗装する時は目や口など、あちらこちらに吹き付け過ぎた塗料が垂れ落ちてきますから要注意です!各自防護策を施してから作業に挑んでくださいね。


これは車体の状況確認の為と実験的に施工しましたが、この後下回り全面のピッチコートを剥離し防錆処理と再度ピッチコート処理や塩害処理剤を施工して最強の下回りに挑戦です!

あ~塗装ブースとスプレーガンが欲しいです...



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